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公式ソース 13 件を毎日監視|NotebookLM(Gemini Notebook)は「使う」

·ツール実用性·Google

NotebookLM 改め Gemini Notebook は「社内の物知り」になるか。IT 担当なしでも判定は『使う』

判定使うNotebookLM(Gemini Notebook)
理由
社内マニュアルや議事録を登録すれば、出典付きで社員の質問に答える『社内の物知り』を IT 担当なしで作れ、無料で始められるため
当てはまる会社
手順書・議事録・社内ルールが PDF や Google ドキュメントの形で残っていて、社員からの『あれどうなってたっけ』に毎回誰かが答えている会社

結論から書きます。Google の「Gemini Notebook」(旧 NotebookLM)は、社内マニュアルや過去の議事録を読み込ませて、社員が質問すると出典付きで答える「社内の物知り」を、IT 担当がいない会社でも作れます。無料で始められ、判定は「使う」です。ただし顧客情報などの機密を扱うなら、会社の Google アカウント(Google Workspace)で使うことが条件です。

NotebookLM は、登録した資料だけを読んで答える Google のツールです。2026 年 7 月に名前が「Gemini Notebook」へ変わりました(改称の発表)。ヘルプページにはまだ両方の名前が混在しています。

何が変わったか

  1. 名前が「NotebookLM」から「Gemini Notebook」に変わりました。 製品としては同じもので、Google は「同じ単体の製品」が「Google のサービス全体でより多くのことをできるようになった」と説明しています(改称の発表)。

  2. Google Workspace の全プランに含まれるようになりました。 Google は本製品を「すべての Workspace プランに含まれる」中核サービスとして案内しています。管理者は組織全体で利用のオン・オフを切り替えられます(Workspace の製品ページ、管理者ヘルプ)。すでに Workspace を使う会社は、新しい契約をしなくても使えるということです。

  3. 読み込める資料の種類が増えています。 PDF・ウェブサイト・YouTube・音声ファイル・Google ドキュメント・Google スライドを「情報源」として登録でき、回答には元の資料のどこを参照したかの出典(引用)が付きます(機能の説明)。

うちの会社でできること

普通のチャット AI と違い、登録した資料「だけ」を読んで答えるのが特徴です。答えに出典が付くので、「どの資料の何ページに基づくか」を社員が確かめられます。

  • 営業: 過去の提案書や商談メモを登録し、「この顧客に前回いくらで出したか」を調べる。
  • 経理: 経費精算や立替のルールを登録し、社員からの「これは経費で落ちるか」に答える窓口にする。
  • 総務: 就業規則・社内手順書を登録し、「有給の申請方法は」などの繰り返し質問を自動で受ける。
  • 現場: 作業手順書や過去の議事録を登録し、新人が「あの作業の手順」を自分で引けるようにする。

できないこともあります。登録した資料を自動で最新に保つ機能はありません。マニュアルを改訂したら、人が登録し直す必要があります。会計ソフトや顧客管理ソフトに勝手につながる訳でもなく、資料は自分で登録します。

費用と条件

プラン 1 ノートブックの情報源 月額
無料 50 件まで 0 円
Google AI Plus 100 件まで 725 円
Workspace プランにより拡大 契約プランに込み

出典はプランの説明と料金ページです。1 件の情報源は最大 50 万語(アップロードするファイルは 200MB)まで登録できます(Workspace の製品ページ)。まず無料で試し、資料が増えたら有料へ、で足ります。

日本語: 出力言語に日本語を選べます。学習ガイド・音声解説・チャットの応答に反映されます。音声解説は日本語を含む 80 言語以上に対応しますが、音声に話しかける対話モードは現在英語のみです(出力言語の設定)。

入力データの学習利用: 個人向けの無料アカウントは、高評価・低評価の「フィードバック」を送らない限り、入力した内容が基盤 AI モデルの学習に直接使われることはないと公式に明記されています。フィードバックを送った場合は、その内容が専門チームにレビューされ、アカウントと切り離したうえで最大 3 年間保持されます(利用規約とプライバシー)。一方、Workspace・Workspace for Education のアカウントは、フィードバックを送っても人間のレビュー対象にならず、学習にも使われないと明記されています(Workspace のプライバシー、会社・学校アカウントでの利用)。

落とし穴

  1. 個人の無料アカウントで機密資料を扱わない。 上のとおり、無料アカウントは「フィードバックを送ると人間のレビュー対象になりうる」経路があります。顧客名・取引条件・給与を含む資料は、会社の Workspace アカウントで使ってください。無料プランで入力内容がどう扱われるかの考え方は、無料プランのデータ学習設定の記事もあわせて確認してください。

  2. 情報源は「撮った写真」。登録した時点の内容で固定されます。 マニュアルや価格表を更新しても、登録済みの情報源は自動では変わりません。古いまま使うと古い答えを返します。運用を始める前に「資料を差し替えるのは誰か」を決めてください。

明日やること

経費精算・有給・備品申請など、社員からよく聞かれる社内ルールの資料を 2〜3 本、無料アカウントで 1 つのノートブックに登録してみてください。そのうえで「経費精算の締め切りはいつか」など、実際によくある質問を 1 つ投げます。出典付きで正しく答えるかを見れば、自社の資料で「社内の物知り」が作れるか、10 分で判断できます。

出典

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