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公式ソース 13 件を毎日監視|NotebookLM(Gemini Notebook)は「使う」

·落とし穴

無料の AI は業務に使ってよい。ただし ChatGPT・Gemini は『入力が学習に使われる』初期設定のまま。最初の 5 分でオフにする

判定使う無料プランのデータ学習設定
理由
無料プランでも設定で学習利用を止められ、費用ゼロ・5 分で済むため。ただし ChatGPT と Gemini の個人向けは初期状態で入力が学習に使われるので、顧客名や単価を入れる前に必ずオフにする
当てはまる会社
ChatGPT・Gemini・Claude の無料(個人)プランを業務で使っている、またはこれから使い始める従業員 5〜50 名の会社。顧客名・単価・人事情報を入力する場面がある会社ほど先に設定を確認する

結論から書きます。ChatGPT と Gemini の無料(個人向け)プランは、入力した内容が初期設定のまま AI の学習に使われます。Claude は「許可する」設定をオンにした場合だけです。いずれも設定でオフにでき、費用はかからず数分で終わります。判定は「使う」です。無料のまま業務に使ってかまいません。ただし顧客名や単価を入れる前に、この設定を一度だけ確認してください。

ここでいう「学習に使われる」とは、入力した文章が AI を賢くするための教材として使われること、あわせて一部を人が目で確認することを指します。

何が変わったか

無料プランの学習設定について、まず押さえる点は 3 つです。

  1. ChatGPT の個人向け(無料・Plus・Pro)は、入力が学習に使われる初期設定です。 OpenAI は「個人向けサービス(Free・Plus・Pro)では、入力内容をモデルの学習に使うことがある」と明記し、設定の「データコントロール」で「Improve the model for everyone(みんなのためにモデルを改善する)」をオフにできるとしています(データコントロール、モデル改善とデータ)。オフにすると以後の会話は学習に使われませんが、履歴そのものは残ります(履歴を残して学習だけ止める)。
  2. Gemini の個人向けは「アクティビティを保存(Keep activity)」が初期状態でオンです。 Google は、18 歳以上では既定でオンで、会話の一部を人間のレビュアーが確認し、改善のために使うと説明しています。レビュー済みの会話はアカウントから切り離したうえで最長 3 年保持され、利用者が履歴を削除してもこの分は消えません(Gemini プライバシーハブ)。オフにするには gemini.google.com の「設定とヘルプ > アクティビティ」、または myactivity.google.com/product/gemini から止めます(アクティビティの管理)。
  3. Claude の個人向け(Free・Pro・Max)は、「許可する」設定をオンにした場合だけ学習に使われます。 Anthropic は「将来の Claude モデルの改善にデータを使うかを利用者が選べる。この設定がオンのとき、Free・Pro・Max のデータで新しいモデルを学習する」と明記しています。許可した場合の保持は 5 年、許可しない場合は 30 日です。設定は claude.ai/settings/data-privacy-controls で変えられます(データの扱い)。

うちの会社でできること

  • 営業: 見積もりや提案メールの下書きに無料 AI を使ってかまいません。ただし取引先名と単価を入れる前に、上の設定をオフにします。設定前は、社名を伏せて条件だけ渡すのが安全です。
  • 経理: 催促文や経費の説明文の下書きに使えます。売掛金一覧や口座情報など名簿に近いデータは、学習オフを確認してから。確認できないうちは貼りません。
  • 総務: 社内規程・案内文の下書きは、公開前提の文章なら設定前でも問題ありません。人事評価や応募者情報は、オフの確認後に限ります。
  • 現場: 作業手順の整理に使えます。できないのは、どの無料プランでも「入力した内容を会社の管理下に置く」ことです。誰が何を入れたかを会社が把握する機能は、個人の無料プランにはありません。

費用と条件

設定を変える費用はかかりません。学習に使われるかは、プランと設定で決まります。

サービス 個人・無料プランの初期状態 学習を止める場所
ChatGPT 学習に使われる 設定 > データコントロール > Improve the model for everyone をオフ
Gemini 学習に使われる(人のレビューあり) アクティビティ、または myactivity から「アクティビティを保存」をオフ
Claude 許可した場合のみ claude.ai/settings/data-privacy-controls で許可をオフ

会社としてまとめて止めたいなら、法人プランが近道です。ChatGPT の Business・Enterprise・Edu は初期設定で学習に使われないと公式が明記しています(ビジネスデータの扱い)。Claude の Team・Enterprise・API も既定で学習に使われません(データの扱い)。各サービスの料金と判定はツール比較に、個人アカウントの無断利用そのものの論点はシャドー AI の記事にまとめています。

落とし穴

  1. 「学習オフ」と「保存しない」は別です。 オフにしても会話は履歴に残り、Gemini では止めたあとも最長 72 時間はアカウントに保存されます。レビュー済みの会話は 3 年残ります(Gemini プライバシーハブ)。「消したつもり」が最初の誤解です。
  2. 評価ボタンは例外です。 ChatGPT では、回答に「良い・悪い」の評価を付けると、その会話全体が学習に使われることがあると公式が述べています(モデル改善とデータ)。学習をオフにしていても、社員が気軽に押す評価が抜け道になります。「業務の会話では評価ボタンを押さない」を社内で 1 つ決めておくと安全です。

明日やること

今日の午後、社員が一番使っている AI を 1 つ開き、上の表のとおり学習設定をオフにしてください。所要は 5 分です。そのうえで、朝礼かチャットで「無料 AI に顧客名・単価・人事情報を入れるときは、まず学習オフを確認する」の 1 文を共有します。本格的に使うなら、その 1 つを法人プランに切り替えると、設定を社員任せにせずに済みます。

出典

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