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ChatGPT が無料で Word に常駐——見積書・案内文の下書きは Word の中で片づく時代に

OpenAI は 9 月 18 日(日本時間)、ChatGPT を Microsoft Word の中で直接使えるアドインを、無料プランを含むすべての ChatGPT プランに開放した。Word の画面右側にチャット欄が出て、メモから提案書や案内文の下書きを作る、長い文書を要約する、選んだ文を書き直す、体裁を整える、といった作業を Word を離れずに頼める。すでに Excel・PowerPoint で使えた同じ仕組みが Word にも広がった形で、有料ライセンスが前提の Microsoft 純正 Copilot と違い、無料でも(利用量の上限付きで)試せるのが大きい。Word を日常的に使う中小企業ほど、下書きの手間がそのまま減る。

ChatGPT が無料で Word に常駐——見積書・案内文の下書きは Word の中で片づく時代に

何が起きたか

OpenAI は 9 月 18 日(日本時間。米国時間 9 月 17 日)、AI アシスタント ChatGPT を Microsoft Word の中で直接使える「アドイン」(アプリに後から機能を足す拡張)を、無料プランを含むすべての ChatGPT プランに開放したと発表しました。Word の画面右側にチャット欄が現れ、手元のメモや資料から提案書・報告書の下書きを作る、文書全体を要約する、経営層向けの要点だけをまとめる、選んだ文章を相手に合わせて書き直す、見出しや体裁を整える、といった作業を、Word を開いたまま頼めます。すでに Excel・PowerPoint で使えていたのと同じ Microsoft 純正の仕組みに Word が加わった形で、アドインは Microsoft Marketplace(Office 用アプリの配布場所)から入れられます。無料プランでも使えますが、AI が文章を処理する量の上限(プランごとの利用枠)は適用されます。あわせて、10 月 1 日からは Word で初期状態から有効になる予定で、会社の管理者は ChatGPT 側・Microsoft 365 側の双方で利用の可否を設定できます。

なぜ重要か

これまで AI に文章を書かせるには、ブラウザの ChatGPT で下書きを作り、それを Word にコピーして貼り直す、という行き来が必要でした。今回はその往復がなくなり、いつも使っている Word の中で「下書き → 手直し → 仕上げ」まで完結します。とりわけ効くのが「無料プランでも使える」点です。Microsoft 自身の AI 機能である Copilot は原則として 1 人あたり月額のライセンス契約が前提ですが、今回の ChatGPT アドインは、まず無料で(上限付きながら)自社の文書で試せます。専任の担当者がいない小さな会社が、費用をかけずに「自社の資料で AI がどれだけ使えるか」を確かめられる入口が一つ増えました。

経営者の視点

自社に置き換えると、見積書に添える説明文、取引先への案内メール、社内マニュアル、補助金の申請書といった「作らなければいけないが後回しになる文書」の下書きが、Word の中で数分で用意できるようになります。ゼロから書く時間が、AI の下書きを直す時間に置き換わるイメージです。ただし、AI は事実を取り違えることがあり、顧客名・取引条件・機密情報をそのまま入力すると外部に渡る懸念もあるため、金額や固有名詞は必ず人が確認し、機微な情報は入れないという線引きを先に決めておくことが要ります。明日やること 1 つ: いつもよく作る文書(例: 定型の案内メールや見積りの説明文)を 1 種類選び、Microsoft Marketplace から ChatGPT アドインを入れて、その下書きを AI に作らせて仕上がりを見てみる。使えそうなら、社内で「入力してよい情報・ダメな情報」の簡単なルールを 1 枚にまとめてから広げます。

出典

本記事は Crypto Briefing の発表・報道をもとに要約したものです。原文は以下からご確認ください。

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