Claude が資料・スライドを会話で作成——PowerPoint・Word 書き出しで中小企業の資料づくりはこう変わる
Anthropic は 9 月 17 日(日本時間)、AI アシスタント Claude の画面を一本化し、あわせて文書作成の「Claude Docs」とスライド作成の「Claude Slides」を追加したと発表した。チャットで「提案書を作って」「この内容をスライドに」と頼むと、その場で下書きが生まれ、PowerPoint・PDF・Word・Google ドキュメント形式で書き出せる。まずは有料の Pro・Max プランからベータ提供し、Team・無料プランは順次対応。デザイン担当や資料作成の時間がない小さな会社ほど恩恵が大きい機能だ。
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何が起きたか
Anthropic は 9 月 17 日(日本時間。米国時間 9 月 16 日)、AI アシスタント Claude の入り口をひとつにまとめ、あわせて文書とスライドを作る 2 つの新機能を発表しました。これまで「チャット」と「Cowork」(パソコン上で作業を任せるモード)で画面が分かれていましたが、今後は 1 つの会話の中で、短い質問も長い作業も続けて頼めるようになります。新機能は、文書を一緒に書き上げる「Claude Docs」と、依頼するとスライド(プレゼン資料)を下書きしてくれる「Claude Slides」の 2 つ。加えて図やデザインを作る「Claude Design」もチャットの中で使えます。作った資料はその場で修正・発表でき、PowerPoint や PDF、Word、Google ドキュメントの形式で書き出せます。まずは有料の Pro・Max プランに web・デスクトップ・スマホでベータ提供し、Team・無料プランと企業向けは順次広げる予定です。
なぜ重要か
これまで AI に文章を書かせても、そのままでは「体裁の整った資料」にはならず、コピーして Word や PowerPoint に貼り直し、見た目を整える手間が残っていました。今回は、会話で頼んだ内容がそのまま編集可能なスライドや文書になり、いつも使っているファイル形式で受け取れるため、「AI に下書き→人が仕上げ」の受け渡しが一段なめらかになります。デザインや資料作成の専任者がいない中小企業にとって、提案書・見積りの説明資料・社内マニュアルといった「作らなければいけないが後回しになる資料」を、ゼロから作る負担が大きく下がる意味があります。
経営者の視点
自社に置き換えると、たとえば「取引先向けの提案書」や「新サービスの説明スライド」を、担当者が半日かけて作る代わりに、要点を Claude に伝えて叩き台を 10 分で用意し、人は中身の確認と微調整だけ、という進め方が現実的になります。ただし現時点ではベータ提供で、まず月 20 ドルの有料プラン(Pro)が必要な点、日本語での仕上がりは自分の目で必ず確認する点は押さえておきましょう。明日やること 1 つ:直近で作る予定の資料を 1 つ選び、その要点を箇条書きで Claude に渡して「PowerPoint 用のスライドの下書きを作って」と頼んでみてください。ゼロから作った場合と比べて、どれだけ時間が縮むかを体感するのが、導入判断の一番早い近道です。
出典
本記事は Engadget の発表・報道をもとに要約したものです。原文は以下からご確認ください。
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